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たくさんの小鳥たちに囲まれています。
お知らせ

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ホオミドリのパイナップルの女の子です。
パイナップルは通称。
正式名称はイエローサイドシナモン、
またはシナモンオパーリン(シナモンオーパリン、シナモンオーパライン、発音によっていろいろ)
こちらでは通称のパイナップルでいきます。
パイナップルって最初に名付けた人は天才です。
ほんとにパイナップルの色合いです。

遺伝子記号は

Z(ys-cn)W



ちなみに本物のパイナップル。
確かに似てる!

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お相手はイエローサイド。通称ワキコガネ。
こちらではイエローサイドでいきます。

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イエローサイドの男の子。
遺伝子記号は

Z(ys)Z(ys)


パイナップルは今年の3月産まれ。
イエローサイドは去年の12月産まれ。
早ければ12月辺りに二世が見られるかも・・・。

産まれて来る子供達は

男の仔だとイエローサイドspシナモン。
女の仔だとイエローサイド。


男の仔のイエローサイドがスプリットでシナモンを持っていると言う事は
スプリットでパイナップルを持っているのと同じことです。
楽しみですね。
ケージは600×600×1200を使っています。

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画像はホオミドリのパイナップルです。
パイナップルは通称です。
正式にはイエローサイドシナモン。シナモンオパーリンとも呼ばれています。
フルーツのパイナップルの色合いに似ていることからこのように名付けられました。

遺伝子記号は
♀Z(ys-cn)W

記号を見て判るようにysとcnが1つの染色体にあります。
通常は1つの染色体に1つなのですが
パイナップルは1つの染色体に2つの遺伝子が入り込んだことで
この何とも言えない色合いが出て来てしまいました。
まさに神業です。
アキクサのルビノーも同じ様な遺伝の仕方によって産み出されました。

このパイナップルの女の子と
ノーマル/ysとのペアです。
ブリード的には決して良い組み合わせとは言えません。
この2羽、仲が良すぎて離す事ができませんでした。


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ノーマル/ys × パイナップル
Z(ys)Z × Z(ys-cn)W

このペアからは

♂ノーマル/パイナップル
♂イエローサイド/シナモン
♀イエローサイド
♀ノーマル
このような仔達が産まれて来ます。
上記の♂イエローサイド/シナモンは
スプリットでシナモンと書きましたが
実際はイエローサイドが表現しているので
パイナップルをスプリットで持っているのと全く同じことです。

Z(ys)Z(ys-cn)

遺伝子表記ではこのような場合
パイナップルスプリットとはせずシナモンスプリットとします。

産まれて来る男の仔は
すべてパイナップルスプリットを持っていることになります。


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ホオミドリ。

お次は常染色体劣性遺伝の色変わり。
ブルーです。
正式名称はターコイズブルーだと思います。ちょっと自信なさげ^^;
こちらではブルーで統一します。


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このブルー。
常染色体劣性遺伝なので
両親から1つずつ遺伝子を貰わないと表現しません。

すなわち
お父さんとお母さんがブルー、もしくはブルースプリットを持っていないと
ブルーの雛は産まれないことになります。
たまに寂しそうにしているブルーな雛は産まれる時はあります。
すみませんm(__)m
ウケ狙いでした・・・。


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さてさて、我家のペアですが

♂blblZZ ブルーノーマル
♀Z(ys)W イエローサイド


お母さんにはブルー遺伝子が全くありません。
と言うことは、このペアからはブルーは産まれません。
ブルーは産まれませんが
産まれる雛達はすべてブルースプリットを持つ雛達になります。

では見かけはどんな雛?
ジャーン!それがすべてノーマルグリーンの普通の雛達ですー!!

♂ノーマルグリーン/bl ys
♀ノーマルグリーン/bl


ただ、この普通のグリーンの雛達。
ブルーのスプリットを持っているので
ブルーのホオミドリを持ってらっしゃる方には絶品なノーマルでしょう。
特に♂ノーマルグリーン/bl ysはスプリットにイエローサイドを持っているので
ブルーイエローサイド(ブルーワキコガネ)を産みます。

これからが楽しみですね。


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続いてのペアは
イエローサイドとシナモンのペアです。

手前イエローサイドの男の子。
後ろシナモンの女の子。

このペアからはどんな仔達が産まれて来るでしょう・・・。

遺伝子記号で表記すると分かりやすいです。

♂ Z(ys)Z(ys)
♀ Z(cn)W


産まれる仔達は
♂ Z(ys)Z(cn) ノーマル
♀ Z(ys)W イエローサイド

です。

ノーマルの男の仔とイエローサイドの女の仔が50%ずつです。
このペアでは産まれた仔達の性別が判ります。
ノーマルだったら男の仔、イエローサイドだったら女の仔です。

特筆すべき点はこのノーマルの男の仔です。
2つのZ染色体にそれぞれ違う遺伝子が乗っている点です。
このようなスプリットをダブルスプリットと言います。

このダブルスプリットのノーマルが大人になり
繁殖シーズンを迎えると
お相手がどんなカラーの女子でも
イエローサイドの女の仔、シナモンの女の仔、
また、ごく稀にパイナップルの女の子が産まれると言う事です。

パイナップルが産まれる突然変異の遺伝の仕組み。
♂ Z(ys)Z(cn) ノーマル×♀ ZW ノーマル
→Z(ys-cn)W ♀パイナップル


画像は一部以前の物です。m(__)m

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秋に向けてのペアリング。
今日からホオミドリアカオウロコを紹介します。

まず初めは
イエローサイド(YS)ペア。
奥が男の子。
手前が女の子。

イエローサイドは呼び名がいろいろあります。
ワキコガネ、オパーリン、オーパリン。
すべて同じです。呼び名が違うだけです。
アキクサインコのルチノーオパーリンをルビノーって呼ぶのと同じ感じですね。
ここではイエローサイド(YS)で統一します。

このペアはまだ1歳に満たないペアなので
秋のブリードは少し早いかも知れません。

ホオミドリは秋と言っても晩秋の頃産卵します。
だいたい11月頃かな~。
上手く行けば産んでくれるでしょう・・・。



♂Z(ys)Z(ys) イエローサイド
♀Z(ys)W イエローサイド



産まれて来る仔達。
♂Z(ys)Z(ys) イエローサイド
♀Z(ys)W イエローサイド



こちら男の子。
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こちら女の仔。
プチアップルヘッド。




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