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「頑張った!とらちゃんの続きの続き」の続き

食滞が完全に治ったとらちゃんは
驚異のスピードで回復して来ました。
ご覧のように止まり木にも止まれるようになったし
栄養性脚弱症もかなり改善しています。



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良く見て頂くと分かると思いますが
とらちゃんはまだ片脚で立つことが出来ないんです。

このポーズ、よくインコが片脚で立って
もう片方の脚で翼をビヨ~~~ンとするれいのやつです。
一生懸命やろうとしているのですが
片脚で立てない為、翼だけビヨ~~~ンとなっている状態です。



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毎日、毎日このビヨ~~~ンの練習です。
1週間程経った時、ようやくその時が来ました。
去年の9月19日です。
普通に育った子は40日齢辺りで出来る事が
とらちゃんは産まれて70日齢以上掛りました。

でも、立派にちゃんと出来たんです。
すっと出来なかったんです(涙)



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ビヨ~~~ン
片脚で立ってやっています。

もう、こうなってくると
オカメ男子の本領発揮です!


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怖いものなし!

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思い出のフィリカとのツーショット!

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たま日記さんご家族の愛情を一身に受けて
今では立派なオカメ男子になりました。

これからもますます可愛いとらちゃんで長生きして下さいね。



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とらちゃんが食滞になる前の写真です。
脚も少し良くなった頃。
左がとらちゃん、一番右がフクちゃん。



「頑張った!とらちゃんの続き」の続き。

とらちゃんは日に日に衰弱していきました。
毎晩、「今夜が峠かも、今夜が峠かも」と思いながら・・・。
ただ、唯一の救いは
食滞になっているそ嚢のパウダーフードが
全く落ちてない訳ではなかったんです。

と言うのは
うんちをしているか見る為に
前の夜には下に敷いているキッチンペーパーを新しくします。
朝見るとそのキッチンペーパーに少しですがうんちをしています。

その少しの消化吸収で持ち堪えている感じです。
この状態で8日間頑張りました。
体重は55gを切って来ました。

9日目の朝を迎えました。
毎朝、プラケースの上のタオルを開けるのがドキドキしました。
良かったぁ、とらちゃんなんとか今日も頑張ってる。

プヨプヨ食滞になっているそ嚢の中のフードを
いつものように出そうと思ったその時です。
プヨプヨがなくなっていました。、むしろ固くなっていました。
水分が全部落ち切った感じです。
良く見ると、キッチンペーパーにはいつもの5倍くらいのうんちがしてありました。
えーえー、もしかして、もしかして・・・。
眼も昨日とは違う輝きを取り戻していました。

頭の中では治ってると確信してました。
なのでもしかして、もしかして、ではなく
♬ もしかしてだけど~、もしかしてだけど~、治ってるんじゃないの~♬
と、場にそぐわないKYな歌が頭の中で回っていました。
どぶろっくめ!良い歌、歌ってるなぁ~。

毎晩、毎晩、今夜が峠かも、今夜が峠かもと思いながら
とうとう、とらちゃんは8回の峠を越えました。
正にとらちゃん生命力の山は八ヶ岳です。
とらちゃんの生命力の強さです。


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治った頃のとらちゃんです。
病気の時の眼と全然違うでしょ。



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ここからトラちゃんのリハビリが始まります。

続く・・・。



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「頑張った!とらちゃん」の続き。


我家に来て10日程経った頃、
1号、2号、4号は順調に回復。
栄養性脚弱もほとんど完治しました。

しかし、とらちゃんだけどうしても治りません。
なんとか立つことは出来るようになったのですが
歩くことが出来ません。
動画をご覧ください。





左のヨタヨタしてるのがとらちゃんです。
しっかりご飯をもらっていない時期が長かったので
今見るとやっぱり細いですね。
こんな状況でしたが
とらちゃんは少しづつですが良くなって来ました。

異変が起きたのはそれからしばらくしてからです。
今までは脚の調子が悪いだけで
食欲も有り、脚が治るのも時間の問題だと思っていました。

異変は・・・。
本来、前夜に上げた挿し餌は翌朝にはすっかりそ嚢から無くなります。
消化器系に落ちてなくなる訳です。
いわゆる餌落ちです。

それがその日の朝、前の夜に上げた挿し餌がそ嚢にそのまま残っていました。
食滞です。それもたちの悪いプヨプヨ食滞です。
プヨプヨ食滞とは私が勝手に名前を付けたんですが、
そ嚢の中ががプヨプヨのまま餌落ちしない状態です。
そのままですね。
水分も落ちない食滞です。
ほとんどそのままの状態です。
何故、なるのかは良く分からないんですが
他のインコに比べるとオカメは多いですね。

こうなってしまうと手の付けようがありません。
そ嚢がパンパン、でも空腹状態。
ずっとジャージャー鳴いています。
でも、そ嚢はパンパン。

これを放っておくと
そ嚢内のフードが腐敗していきます。
そうなると今度はそ嚢炎等のウイルスに侵されます。

とらちゃんには可哀想だったのですが
前の夜に上げた挿し餌を
翌朝、そ嚢を押し、パウダーフードを全部吐かせ
シリンジにぬるま湯を入れ、そ嚢を洗浄し
抗生剤を入れた新しいパウダーフードを強制給餌せざるを得なくなりました。
苦しいのでとらちゃんの眼には涙が溢れていました。
飼育委員の頬にも涙がつたっていました。(涙)
ごめんね・・・。とらちゃん。

お腹が減って、そ嚢にはご飯がいっぱい入っているのに・・・。
下に落ちて行かない。
当然体重も減っていきます。
80g近くあった体重も60gを切ってきました。

とらちゃん、とらちゃん、(その当時は3号ですが・・・)
飼育委員はどうしたらいいの・・・。

その時のとらちゃんです。
眼に力がなくしんどそうなのが分かると思います。
まだこの写真は良くなってきた頃の写真です。
もっとしんどそうな頃は可哀想で写真を撮る事ができませんでした。

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前の夜、今夜が峠かも・・・。
そう思いながら
毎朝一番、プラケースの上に掛けてあるタオルを開けて見るのが
正直怖かった・・・。

この頃はとらちゃんの生命力を信じるだけでした。
頑張れ、とらちゃん・・・。

続く・・・。




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去年の今頃、
あるお家で4羽のノーマルの雛が産まれました。
ただ、親鳥からしっかりご飯をもらっていないようで
かなり痩せ、3号、4号に至っては
30日ほどたった頃でも30g前後しかありませんでした。
4号は25gでした。


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私のところにやって来たのはそんな頃でした・・・。
里元さんから「なんとか助けてほしい!」そんなご依頼でした・・・。


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写真は当時、我家に来て3日目くらいです。
1号、2号は大丈夫。
3号、4号もしっかりご飯を食べていたので
なんとか追い付きそうな感じでした。
ただ、皆、栄養性脚弱で、しっかり立つことが出来ません。
これからしっかり栄養を摂れば大丈夫!
立つことが出来ます。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが
この2号は「コツくん観察日記」さんにお迎えされたフクちゃんで、
3号は「たま日記」さんのとらちゃんです。

順調にご飯を食べどんどん体重も増え
1週間で80g以上になるまでに回復し、
栄養性脚弱もほとんど治りました。

1羽を除いては・・・。

そうなんです・・・。
3号だけが重度の脚弱が治らずです。
他の兄弟達は立てるようになったんですが
3号だけがご覧の通りでした。

写真の前かがみで立てていないのが3号です。
そうです、3号はとらちゃんです。



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ここからとらちゃんの
聞くも涙、語るも涙の闘病生活が始まります。
続く・・・。



記事を書く事にたま日記さんからは快諾をいただきました。



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